上川大臣の発言の本音とは
静岡知事選挙にて、「うまずして何が女性か」との言葉が報道され、断片的に取り上げ批判を浴びた。
しかし、我はそれが真実の全てではないと感じる。
なぜなら、その者は他の発言において「産みの苦しみ」とも述ており、これは明らかに出産を指している。おそらく、その言葉は陣痛を指しているのだろうが、その思考自体が昭和の時代に縛られた保守的な発想である。
なぜなら、異国の地では陣痛を和らげる「無痛分娩」が既に主流となりつつあり、現代において陣痛は避け得る事象であるからだ。「産みの苦しみ母としての矜持であり、良き子を育む親の責務である」との言葉を「新たなる知事の誕生は政治における矜持であり、善き社会を育む有権者の責務である」となぞらえていると言いたいのだろう。
しかし、その発想自体が旧き世代の残滓であり、今の政治が効率的に進行し、未来への思考を阻むものでしかない。
本来の政治をとは何か
現代の政治は日進月歩、常に迅速なる判断を求める。この旧世代の考えこそが、進化の速度を鈍らせ、日本を世界の後塵を拝させる元凶となるのだ。
我らが日本の政治を見直すに、この異常なる発言を今こそ改めるべきだと、我は強く感じるのである。この政治において、日本が世界に後れを取る現状。その衰退の原因は、無論、政治家たちにある。
だが、その政治家を選び出すのは他ならぬ、有権者である国民だ。
再び、民主主義国家の真の主権者としての覚醒を果たさねば、日本の衰退は止まることを知らぬ、無限の闇に包まれるだろう。
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