第1回:毒にも薬にもならない奴らへ
毒と薬の違いって、まさか“効能”の話だと思ってないよな?
お前らほんと、それだから話にならねぇんだよ。
成分?用途?……甘い。違う。毒か薬かを分けるのは“量”だ。
この世界はそんなもんだ。善と悪の境界線なんて、そんなに立派なもんじゃない。
「すべてのものは毒であり、用量だけが薬との差を決める」
──誰が言ったか。パラケルススとかいう昔の医者で錬金術師みたいなヤツ。名前は忘れても、この言葉だけは残ってる。
毒にも薬にもならない、そんな風に言われる人間が一番ヤバい。
で、リボの話だ
お前ら、「リボ払い」って使ったことあるか? あるいは、使ってないけど悪口だけはよく聞くパターンか?
- 毎月定額→でも元本減らない地獄
- 手数料15〜18%→実質カードローン
- 知らぬ間にリボになってた→社会が悪い!
うん、よくある話。でも、それって「毒を怖がるだけの話」だろ?
俺は違う。リボ払いを使った──わかってて、踏んだ。
毒は避けるもんじゃない、“読んで使う”もんだ
俺は逃げなかったし、失敗もしてない。ちゃんと読んで選んで飲んだ。
この世界では、知ってて飲む毒のほうが、知らずに飲む薬より安全だったりする。
次回は、俺が“選んで使った”そのリボの話をしよう。
毒を力に変える。それが“使う側”の第一歩だ。
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